これまで多くのランナーの方と関わってきました。
その中で「記録を更新したい」「痛みを無くしたい」、だから
「フォームを改善したい」
というリクエストを受けることが多いですね。
もちろん効率的な推進が得られるランニングフォームを身につけたいものですが、それを意識や技術練習だけで得られるものなのでしょうか?
答えは「No」です。
骨格の構造が基準から大きく逸脱している。
ランニングに耐えうる強度が足りない。
そんな状態で、意識して「腰を高く保って走る」「ブレなく走る」というのは無理があるのです。
まずは、そもそもの
・関節がスムーズに動きやすい構造にあるのか?
・筋肉が力を発揮しやすい長さなのか?
そんな基本的なところを見直し、調整しなければ。
今回の講習会の内容は、主に下記の2点です。
①基本的な身体機能や構造について理解する
②現代人に多いとされる不良姿勢について理解し、その修正トレーニングを学ぶ
身体機能や構造について明瞭なイメージを持つことで、身体制御能力も向上し、トレーニングの質が変わります。
(逆に身体について理解していないトレーニングは、見よう見まねの域を超えられません。)
また、ちょっとした骨盤や胸郭の位置やコントロール次第でトレーニングの効果が全く違うものになってしまいます。
是非、この機会にトレーニングの基本の「き」を学んでいただければと思います。
基本を学べば、ただ苦しく鍛えるだけのトレーニングから、ランニングに活かされるトレーニングに変わっていきます。
また、身体が動きやすく、制御しやすくなるので、自然とランニングフォームも改善して、故障予防にもつながるはずです。
【このような方のご参加をお待ちしてます】
①何かと故障の多いランナー
②疲労が抜けにくいランナー
③ぎこちないフォームのランナー
④基礎からトレーニングについて学びたいランナー
⑤自己記録更新などレベルアップしたいランナー
⑥トレーニングについて学びたい学生ランナー
【開催日時】
①9/23(祝)9:00〜10:30
②9/24(土)10:30〜12:00
●実技で行う主なエクササイズ
・ペルビックチルト(骨盤コントロール)
・ヒップリフト(ハムストリング活性)
・大腿四頭筋ストレッチ
・キャットバック(腹部活性、腰背部抑制)
・ペルビックローテーション(内転筋活性)
・リバースプッシュアップ(上腕三頭筋活性) 他
※激しいエクササイズではありません。シンプルですが、ポイントをおさえることで、利き方が違うことを感じていただければとと思います。
[講師]
有村 尚也 Arionランニングクラブ代表