2/26(土)に70キロ走を行いました(実際は72、3キロ)。
4/17開催の富士五湖ウルトラマラソン(118キロの部)に向けての練習として(コロナで2年連続中止となりましたが、今年は今のところ開催する方向で調整しているようです)。
五日市のスパ施設をスタートして、岩国錦帯橋を折り返すコース。
多少のアップダウンはありますが、ほぼフラットな感じです。
今回の練習の目的は主に二つ。
①超長距離を走るための現状の力を把握すること
②エネルギー補給を試すこと
果たしてその結果は…
入りの10キロはウォーミンアップのようなイメージでゆっくりと(キロ6分30を超えるペース)。
次の10キロで少し動いてきたけどまだまだゆっくりでキロ6分は超える感じ。
20キロ手前くらいから調子に乗ってきてキロ5分30〜50くらいに。
そのまま前半の約36キロを終了。
(まさか錦帯橋まで走ってくる日が来るとは思ってもいませんでした(笑))
(今回一緒に118キロにエントリーしたメンバーの方と)
ここまでは、体力的には余力はある感じ(だけどメンタル的にはまだ半分か…という感じ)。
そして、後半戦へ。
後半の入りの10キロも感じよく進行したが、45キロ過ぎからやや疲労を感じ始める。
このままのペースだとちょっとやばいかな…と感じたので、ややキロ6分くらいにペースダウンして進む。
約55キロ地点で休憩したが、あまり余力を感じず先が思いやられる。
(これが心の内をリアルに表しています(苦笑))
意を決してスタートしたものの60キロくらいから脚(特にハムストリングス)のピクピクが顕著になってくる。
キロ7分弱くらいでしか進めない。
約65キロの休憩ポイントからは、もう走れる脚ではなくなっており、パートナーの方に先に行ってもらい、一人旅に。
幾度もジョギングを試みるが100メートルも進まぬうちに脚が固まってくる。
ただ歩いてる分には問題なかったので、早歩きで進むと決める。
日が暮れる前になんとかゴール。
(休憩時間を除いたタイムです。)
結論からいえば、超長距離に対応できなかったということですが、一番の要因は「脱水」かと考えます。
走った後の体重計測で3%以上減っていたので。
もちろん、脱水やエネルギー切れにならないように準備していて、前半からこまめに摂取していましたが、40キロ過ぎたあたりから身体が吸収しない感じになり、嘔吐もしました。
入れても吸収できなければ、ガソリン切れになったり、痙攣するのも当然ですね。
今回は、消化吸収に負担をかけないようにジェルを中心にエネルギー補給をしましたが、これで良かったのかな?と疑問に感じることはあります。
体感として。
また、現状の力としては途中のペースも速かったのかなと思います。
ただ、収穫が全くなかったわけではありません。
翌日以降の筋肉痛も体幹周囲に集中していて、ふくらはぎや足首周り、足底などに痛みやトラブルは全くありませんでした。
また、これまでのロングレースでは、腓骨筋に痛みを感じことが多かったのですが、今回の練習では気になりませんでした。
なので、走りのメカニック系に関しては悪くなかったのかなと思っています。
今後は、
・空腹でLSDを行うなどして、より脂質代謝機能を高める。
・長めのヒルトレーニングやファルトレク、トレイルなどで脚の耐久性を高める。
・アイソトニック、ハイポトニック、水とミネラルタブレットの併用など水分補給を試す。
・トレイルバターなど高カロリー食を試して、エネルギー補給回数を減らす。
人体実験ですね。
特にわたしは、内臓系が強い方ではないので、日常生活も含めて試行錯誤です。
結局は、自分に合うかどうかは試してみないとわからないですからね。
今回の70キロ走では、多くの課題が見つかりました。
でもそれは決してネガティブなことではありません。
課題を見つけるまで追い込んだ練習ができたということだし、
課題を見つけて、それを解決することが練習ですからね。
50歳目前で、こんなチャレンジをできる環境に感謝して、
残り1ヶ月ちょっと取り組んでいきます!
因みに、ゴール後はお風呂でゆっくりさせていただきました。
隣接の丸亀製麺でエネルギーチャージもしました。
(さつまいもの天ぷらは、ベスト3に入るくらの大好物。天ぷらは、疲れた内臓には良くないですが(苦笑))
メンタルリカバリーも大事ですね(笑)