こんなタイトルにすると食いつく方もおられるんだろうな…と思うのですが、
「お腹の脂肪をなんとかしたい…」
ダイエットに関心を持っている方は多いですね。
僕自身は、健康に関することやランニングを指導する立場上、カラダの管理は当然のことながら、見た目も大切だと思っていますから、体型にも気をつけています。
また、一人のランナーとして、自分への挑戦を広げていくために、体脂肪の管理にも気をつけています。
ここ数年は、
駅伝などのスピードを要求される時期は、60〜61kgくらい。
フルマラソンやウルトラマラソンなどの高い持久力が要求される時期は、61〜62kgくらい。
そして、少し息抜きをする時期は、62〜63kgくらい。
こんな感じを保っています。
で、最近はといえば、59〜60kgを推移しています。
また、簡易な体脂肪計ではありますが、体脂肪率も8%台で、以前よりも減っている傾向ですし、実際お腹のつまめる皮下脂肪が少なくなっていることを実感しています。
(体脂肪計の数値よりも自分でつまんだ方が正確かも)
たくさん走ったから?
そう思いになるかもしれませんが、9月は少し下腿部に違和感が出たこととスプリント系の仕事が入ったので、短く速く走るトレーニングを多めにしているので(指導中に自分がケガしないように)、距離数は減っています(月間180キロくらい)。
では、何故?
僕の分析では運動で減ったというよりは、食事の改善が非常に大きいかなと思っています。
どんなことをしたのか?
ポイントをまとめると下記のとおりです。
①糖質を減らした
②脂肪摂取(種類)に気をつける
③タンパク質、食物繊維を意識して食べる
④間食は基本なし(摂ってもナッツ系)
⑤甘いものは、基本食後のみ
この5つです。
これだけ見るとストイックに感じるかもしれませんが、食べる量は減ってないですし、品数は増えました。
主食として炭水化物は必ず摂りますし、菓子パンを食べることもあります。
アイスやシュークリームなどのデザート系もちょこちょこ食べます。
大事なことは、
①必要な栄養をいろんな食品から適量摂る
②食べるタイミングや順番に気をつける
ことであり、
『ご飯は食べない!デザートは我慢する!』
制限することにフォーカスしない。
(制限にフォーカスすると体重は減っても健康を害するリスクが高まります。
ただし、既に糖尿病、腎臓、肝臓系疾患などの病的レベルの方は別の話です。)
或いは、
『トマトがいい!ヨーグルトがいい!青魚がいい!』
と特定の物を美化することでもない。
そして、自分が継続できるやり方を探っていくことですね。
我慢の連続で体脂肪が一時的に大幅に減っても、リバウンドしては元も子もないですから。
僕のゴールは、あくまでも体脂肪を減らすことではなく、
【100マイルレースを完走すること】
そのために脂肪代謝が優位な体質にしていくことなんです。
体脂肪が減ったことは、いい傾向だと思いますが、これ以上減らすことには意識を置いていません。
まだゴールまでの道のりは遠いですが、
『脂肪代謝がうまく働く自分はどうなるんだろう?』
それを楽しみにしながら取り組んでいきます。
ランナーの方もそうでない方も
体脂肪が減らないのは、年齢のせいではなく、自分自身の思考や行動の問題が大きいと思います。
先ずは、それを受け入れて、
安易な方法に食いつかずに、適切な方法に沿って取り組んでくださいね。
変わる自分を想像しながら。
きっとその方が、身体的にも心理的にも得られるものは大きいはずですよ。