目標がハッキリすれば、行動もハッキリする。
新型コロナウィルスの影響で各地のレースが中止となり、市民ランナーにとってはモヤモヤした状況ですが、
日本のマラソン界は、盛り上がりをみせています。
MGCファイナルチャレンジとして行われたマラソンレースの中で、
男子は、東京マラソンで大迫傑選手が、女子は、名古屋ウィメンズで一山麻緒選手が素晴らしい走りで東京オリンピックの代表権を勝ち取りましたね。
この二人だけでなく、好記録も相次いでいます。
もちろん、シューズの改良などの効果もあるでしょうが、それよりも「東京オリンピックに出るんだ!」という壮大な夢。
そして、ファイナルチャレンジにおいては、「具体的な記録」が目標として明確にあったことが大きいと思います。
「ワクワクするような夢」があれば苦しい練習やレースも「乗り越えるべき一つのプロセス」だと思えるし、
「具体的な数値目標」があれば、それに向けて「やるべきことが明確」になり、あとは「やることに集中」できるからです。
市民ランナーも初心者ランナーも一緒です。
「ホノルルマラソンで、42.195キロを走り切る!」というワクワクするような具体的なゴールがあれば、
いつまで経っても、「まだいいや」と思っていてはゴールは近づかないわけで、やるべきことがたくさん見えてきて、
日々の練習も「辛いけどこの壁は乗り越えるもの」として、とらえられるようになるわけです。
逆に「楽に走れるようになれたらいいな...」では、いつまで経っても楽には走れません。
時には、辛い練習をするからこそ、前の自分より少しだけ楽に走れるようになるわけですから。
それに、ゴールがあやふやだと、「やっぱりきついから、まあ別にいいや」とフェードアウトする可能性も高いですね。
僕自身も2月上旬に故障してから、走っては再発する...そんな悪循環に陥っていましたが、
大迫選手や一山選手の走りに勇気をもらい、今年の目標を決意しました。
「秋のフルマラソンで、3時間15分を切る!!」
それに向かって、コツコツと積み上げていきたいと思います!!
皆さんも秋のレースシーズンに向かって、自分を奮い立たせるようなゴールを今から設定してみてくださいね!!